人を好きになるのが怖い、気になる人に好きだと言うことがバレるのが怖い、人を信じるのが怖い…こんな風に感じたことはありませんか?
辛い過去の経験から恋愛が苦手になってしまった方、もしかしたらそれは恋愛恐怖症かもしれません。
恋愛は絶対にしないといけないものではないけれど、友達の恋バナを聞いたり、街中でカップルを見かけたりした時、「私もあんな風になりたいな…」と不意に思う方もいるのではないでしょうか。
また、若い頃はその人が好きと言う気持ちだけで、無邪気に恋愛に対して真正面からぶつかっていくことができたのに...
自分や友人の恋愛を経験し、また年齢を重ねて現実的な問題が出てくるうちに、段々と好きと言う気持ちだけでは動くことができなくなってしまった…
と言う方もいるのではないでしょうか。
私も学生の頃は純粋に恋愛を楽しんでいたはずなのに、社会人になり、これまでの恋愛での失敗や、仕事のやりがいやストレス、趣味のための時間の確保、年齢など、色々なことが足かせになってなかなか恋愛に前向きになれない時期がありました。
周りの女友達にもそのような悩みを抱えている子がたくさんいました。
ここでは私の体験や友人から聞いた話などに多くあった恋愛恐怖症の原因とその克服法をあげています。
恋愛が怖いと思っているあなたに少しでも恐怖感の原因とその克服方法が伝えられ、今は怖いと感じている恋愛をまた楽しめるようになってもらえれば幸いです!
目次
恋愛に臆病になってしまう恋愛恐怖症とは?
恋愛恐怖症とはその名の通り、何らかの原因により恋愛をするのが怖いと感じてしまうことです。
恋愛恐怖症になると、「もう自分は絶対に恋愛できない」、「恋愛したいのになかなか一歩を踏み出せない」と言ったような気持ちになることがあります。
以下に恋愛恐怖症チェックリストを記載しているので、「私も恋愛恐怖症かも?」と感じる方ぜひチェックしてみてください。
- 人を好きになるのが怖い
- いいなと思う人に好きだと言う気持ちがバレるのが怖い
- 人を信じるといつか裏切られるのではないかと思う
- 好意を寄せられると距離を置きたくなる
- 恋愛すると一喜一憂してしまう自分が嫌だ
- 恋愛に良いイメージがない
- そもそも男性が苦手
いかがでしょう?1つでも当てはまった項目があったあなたは恋愛恐怖症になっている可能性があります。
恋愛恐怖症になるきっかけ
誰しも恋愛恐怖症になりたいと思ってなったわけではありません。
私も昔お付き合いしていた人との辛い別れを経験してから、新しい恋に踏み出せずにいたことがありました。
そのような過去の辛い経験や自分への自信のなさが、恋愛に対する恐怖心に影響していることがよくあります。
恋愛恐怖症の方によくある原因をあげてみましたので、順に見ていきましょう。
自分に自信がない(自己肯定感が低い)
自分の体型や見た目、性格などに自信が持てず、そんな自分を受け入れられないケースです。
「もっとこうだったらいいのに」、「いつもこうなるから(自分のことが)嫌になる」などと誰しも多少は思うことがあります。
この自分を否定する気持ちが強くなると誰かから好意を寄せられても、「こんな私のどこがいいの?」とか「相手に釣り合わないんじゃないか」と言う思いが強くなってしまい、恋愛に積極的になれないことがあります。
私は学生時代の親友が学年の中でも1、2位を競う可愛さで、その横に並ぶ自分の見た目にコンプレックスを抱いていた時期がありました。
当時は親友と自分を比べて、「自分ももっと脚が細ければ」とか「もっと目が大きかったらいいのに」と気になる部分をいちいちあげて、その度に自己嫌悪を感じていました。
また、人が自分の気にしている箇所を褒めてくれても「この人は何を言っているんだろう」と素直に受け入れることができず、恋愛したいと思えなかった時期がありました。
過去の恋愛で裏切られた経験がある
以前付き合っていた人に浮気されたり、ひどい振られ方をしたケース、またはDVを受けたり、金銭的なトラブルなどがあったケースです。
このような過去の辛い経験がトラウマになってしまいます。
人を好きになれなかったり、信用できなくなってしまったりすることがあり、そうなると新しい恋愛を始めようと言う気がなかなか起きなくなります。
私の友人は、以前付き合っていた人の浮気現場を目撃してしまったことがトラウマになり、それ以降数年間、男性を信じることができなくなってしまいました。
当時はいいなと思う人が現れても、「他の女の人にも裏で同じようなことを言っているんじゃないか」、「この人も付き合ったら浮気するのではないか」と思ってしまうことをやめられなかったそうです。
男性との接し方がわからない
女子校出身だったり、職場が女性ばかりで、普段から男性との関わりがなくて男性にどう接していいかわからないケースです。
「日常的なやりとりもままならないのにましてや恋愛なんて…」と男性との関係性を築いていく方法がわからないため自信が持てず、恋愛に消極的になってしまうことがあります。
かつて職場の同僚に、中学校から大学まで女子校で過ごし、職場もほとんどが女性という環境で過ごしていたと言う女性がいました。
彼女は中学生以降に父親以外の男性との接点がほとんどなく、恋愛したいと言う気持ちはあるけれど、男性とどう接して良いのかわからないと悩んでいました。
このような経験があったり自分に自信が持てずにいると、恋愛恐怖症チェックリストにあるような気持ちを抱えてしまいます。
また恐怖感を一度感じてしまうと、そこから抜け出すことが難しく、新しい恋愛へとなかなか進むことができなくなります。
恋愛恐怖症の克服方法
このような辛い恋愛恐怖症を抱える現状から抜け出したいと思っても、どうしたら良いかわからず困っている方もいるのではないでしょうか。
ここからは恋愛恐怖症を克服するためにできることを紹介していきます。
自分の良いところを見つける
いつも自分と他の人を比べて自分の足りないところばかりを見つめてしまう方や、自分への褒め言葉にいつも否定的になってしまう方は、自分の良いところ、頑張っているところを1つでも良いので探してみましょう。
例えば、「今日は勉強を頑張った!」とか「早起きできた!」など、どんな些細なことでも構わないです。
自分自身で認められるポイントを見つけていく癖をつけることで、段々と自分を否定的な目で見ることが少なくなり、自己肯定感を高めることができます。
私はスマホのカレンダーアプリで1日1つ自分を褒める言葉(「今日はお菓子を我慢できた」など)をメモするようにしています。
仕事で失敗したり、何か辛いことがあって自分を責めそうになった時に、それを見て「今日も〇〇はできたな」と思えるものを探すようにしています。
友人や家族に相談する
前に付き合っていた人にひどいことをされた、裏切られたという方は、その出来事を友人や家族、カウンセラーなどの信頼できる人に相談してみましょう。
相談すれば、相手から何か素晴らしいアドバイスをもらうことができるかもしれないです。
また誰かに打ち明けることで自分の心が軽くなったり、ショッキングな出来事も別の見方で捉えることができるようになるかもしれません。
私の友人は付き合っていた人に浮気をされてしまい、最初はとてもショックを受けて悲しんでいるばかりでした。
しかし、その話をしているうちに、付き合っていた人がそれまでたくさん不誠実な態度を取っていたことに気がつき始め、最終的には「そのことに気づくことができてよかった」と清々しい顔になっていました。
またそう言った悩みを打ち明けることで、恋愛恐怖症を克服できるだけではなく、友人や家族との絆もより深めることもできるようになります。
異性の友人をつくる
異性とどう接して良いかわからないという方は、まずは異性と接点を持つところからスタートしましょう。
異性とほとんど接点がないにもかかわらず、いきなり恋愛対象を探して、恋愛していくことはかなり難しいと思います。
まずは友人になるところから始めましょう。
学校や職場にいる方でもいいですし、何か趣味のクラブなどに参加してみて、そこにいる方でも構いません。
同じコミュニティにいる人であれば、きっと何かしら共通の話題があるはずです。
最初は2人きりではなく、何人かいる場で気軽に話せるようになるところからでも良いので、異性と接する時に緊張しすぎないようになることが大切です。
私の職場の同僚も趣味のバドミントンのスクールに通い始め、そこで男女含め多くの人と交流することで、次第に男性との会話に緊張することが少なくなったそうです。
そして、同じスクールに通っている方に色々と相談にのってもらっているうちに2人で会うようになり、いつの間にか付き合っていました。
まとめ
いかがだったでしょうか?ご紹介した恋愛恐怖症の特徴と克服方法をまとめると・・
恋愛恐怖症の特徴
- 自分に自信がない(自己肯定感が低い)
- 過去の恋愛で裏切られた経験がある
- 男性との接し方がわからない
恋愛恐怖症の克服方法
- 自分の良いところを見つける
- 友人や家族に相談してみる
- 学校や職場、趣味を通して、異性の友人をつくる
恋愛は無理をしてでもしないといけないと言うものではありません。
ただ、恋愛をしたいと思った時に素敵な恋愛ができるようにしておくことは大切なことだと思います。
もし、あなたがいま少しでも恋愛に対して恐怖感を抱いているのであれば、この記事を通して、あなたが恋愛を前向きに考えられるようなお手伝いができていれば嬉しいです。
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