「同性で気になる人がいる」「もしかしたら、同性愛者なのかもしれない」…そういった相談を、他人にするのは勇気がいりますよね。
私も学生の頃、何気なく女友達に「彼氏いるの?」と尋ねたら「いるよ。彼女だけど」と返され、びっくりしました。
直後は「えっ…そうなの…」とオロオロしてしまいましたが、何回か話すうち、「彼女さん、元気?」と自然に尋ねるように。
「異性愛も同性愛も、特別意識することじゃないんだな」と感じました。
セクシャルな話題は、ただでさえ配慮が必要となるもの。
ましてや同性愛となると、「恋人をどうやって見つけたら良いの?」
「正しいセックスの知識はどこで調べたらいい?」「そもそも本当に私は同性愛者なの?」などの疑問に答えてくれる人を見つけるのは、難しいです。
専門的な話は一旦置いて、ここではレズビアンであることの悩みと魅力をご紹介していきます。
「私は同性愛者なのでは?」と考えている貴女。軽く目を通してみてください。
「こんな困りごとがあるけれど、こういう楽しみもあるんだ」と、安心できるかもしれませんよ。
目次
レズビアンが抱えやすい悩みとは?
自分が同性愛者である可能性に気づき、不安を抱える人は多いのではないでしょうか。
「同じ立場の人から具体的なアドバイスを聞きたい」と願っても、簡単ではありません。
異性愛者なら気軽にできる恋愛相談が、同性愛者の場合困難になってしまうのは難点だと言えるでしょう。
「誰にも相談できない」「他人に知られたくない」…そういった考えから、同性愛者が悩みを抱えたまま孤立してしまうことはあります。
「だったらいっそカミングアウトしてみれば?」というのは乱暴です。
自分のセクシュアリティを他人に告げることはとても勇気のいることですから。
幸い、今はネットが発達しているため、匿名性を保ったまま必要な情報を手に入れることができます。
とはいえ、世の中自分の不安や疑問がハッキリ分かっている人は少数です。
同性愛者も異性愛者も、「何がなんだかよくわからないけれど、不安」という人が大半だと思います。
こちらでは、レズビアンが陥りがちな悩みを解決策も含めてご紹介します。
「こんな悩みがあるんだ」と参考にするもよし、「私ならどうかな」と自分に置き換えてみるもよし。
ぜひ、自分の悩みや不安に対処するときの参考にしてください。
家族や友人へのカミングアウト
「私の恋愛対象は女性なの」
異性愛者なら必要のないカミングアウト。
たいていの場合、自己申告しないと異性愛者と見られてしまうのが煩わしいところです。
家族や友人といった気のおけない人たちに対し、「”本当の自分”を偽ったままなのが苦しい」という意見はよく耳にします。
確かに、一生涯セクシュアリティについて言葉を濁したままというのは後味が悪そうです。
反対に「拒絶されたり関係が壊れるのが嫌だから言わない」「自分のセクシュアリティなんて人に言いたくない」という方もいます。
どちらの意見も、当事者にとっては真剣に考えた末に出した答え。
ですので、「こうした方が良い」と安易に勧めることはできません。
ただ、知っておきたいのは、カミングアウトには入念な準備が必要であるということです。
カミングアウトの注意点!
NPO法人「LGBTの家族と友人をつなぐ会」公式サイトには、「親へのカミングアウトに際しての12のチェックポイント」が掲載されています。
「自分がゲイであることにためらいはありませんか」「経済的に親から自立していますか」「カミングアウトはあなたの希望ですか」など、現実的な目線からイメージトレーニングが可能です。
カミングアウトされた側の反応はさまざまで、場合によっては心を傷つけられることもあります。
私も女友達から「彼女がいる」と打ち明けられたとき、自然に受け入れたとは言えない状態でした。
女友達には後から、「気が緩んで思わず言っちゃったんだ。でも最終的に受け入れてもらえてホッとしたよ」と言われました。
ありのままの自分を受け入れてもらえるというのが、カミングアウト最大のメリットと言えるでしょう。
「隠していてもしょうがない」と、自分を貫き通せる人は少数です。カミングアウトする場合は、事前によく考えてから行うと良いですよ。
結婚や同居などの社会的な壁
LGBTへの理解が進んでいるとはいえ、異性同士の恋愛と比べて面倒なことが多いのが同性愛の難点ではあ
ります。
たとえば、結婚。現在の日本では、戸籍上同性同士の結婚は認められていません。
ただし結婚式は挙げることができ、異性カップルと同じように対応してくれる式場もあります。
しかし、法律上は他人のまま。相手が入院となったときに家族として付きそうことはできませんし、財産分与は難しいのが現状です。
対応策
いくつかの自治体では「パートナーシップ制度」を導入し、異性カップルと同程度の権利が保証されるようにしています。
注意したいのは、法的な拘束力がないということ。
入院時の面会や同居のサポートをしてくれますが、あくまでも手助けにとどまっています。
「困難だらけじゃん…どうしたらいいの?」と、目の前が真っ暗になった貴女。ご安心ください。
世界は広く、社会も少しずつ動き始めています。
まず、LGBTに詳しい弁護士が増えてきているため、実際問題が起こった場合も相談すれば専門的なアドバイスをもらうことが可能です。
自分一人で抱え込むのではなく、豊富な知識と経験をもつ相手に対処してもらえるのは心強いですね。
また、同性婚を認める国は増加傾向にあるため、海外移住という選択肢もあります。
同性カップルが結婚していることを堂々と公言でき、のびのび過ごせる環境も充実。
実際に日本人の同性カップルが海外移住したケースは多いです。
「なんだか大変そう」「結婚とかまだ考えてない」と困惑しているかもしれませんが、未来について想定しておくのは重要です。
そのときになって慌てないよう、いろいろと調べておくとこれからの可能性が広がりますよ。
「難しくて考えたくない」という方は、LGBTを題材とした映画や漫画の鑑賞をオススメします。
面白くて夢中になれる、優れた作品がたくさん生み出されており、楽しみながら知識や思考を深めることができるでしょう。
レズビアンであることの魅力とは?
「なんで”普通”に男の人を好きにならなかったんだろう…」
悩めるレズビアン女性が一度は考えることではないでしょうか。
同性愛者として生きるにはまだまだ課題が多く、「異性愛者だったらこんな苦労しなくて済んだのに!」と苛立たしくなることもありますよね。
当たり前のように暮らしている異性愛者のカップルを、妬ましく感じてしまうこともあるでしょう。
確かに、異性カップルに比べて同性カップルはまだまだ制約が多い世の中です。
しかし、少しずつ人々の意識は変わり始めています!
たとえば、ドラマや映画にLGBTを意識したキャラクターが頻繁に登場するようになったし、著名人のカミングアウトに称賛の声が寄せられるようになりました。
そして何よりも、レズビアンであることは異性愛者と違ったメリットがあります。
マイナス面について思いを巡らすことも大事ですが、ここは一つ、素直に「女の人を好きになれる自分で良かった!」と考えてみてはいかがでしょうか?
同性であるため、悩みや喜びを理解しやすい
「どうしてこの人、分かってくれないんだろう」…恋愛で陥りがちなマイナス感情ですね。
特に男性は、女性と身体の構造からして違うため、なかなか共感しづらい部分があるかと思います。
しかし女性同士の場合、たとえば生理で辛いときはすぐに分かってもらえるし、あらゆる悩みへの共感がスムーズです。
人間、最初は外見に惹かれても、長く付き合っていくうち重視していくのは内面の方。
考え方や生活習慣、趣味嗜好などで意見が合えば、関係は続いていきます。
たとえば、休日にじっくり買い物がしたい場合、同性同士なら「いいね、行こうよ」と気軽に賛成してもらえる確率が高いです。
もちろん女性でも買い物が苦手という人はいます。しかし、好みや行動を理解し、受け入れやすいのは異性より同性であることが多いでしょう。
人はどうして、他人と共に過ごすのでしょうか。
いろいろな理由があるとは思いますが、相手から思いやってもらえる・共感してもらえるというのもあるはず。
同性同士のお付き合いは、その点、異性同士よりも細やかに相手を気遣えるようですよ。
持ち物を貸し借りできたり、イベントを身近で楽しめたりする
「この服可愛い!今度貸してくれない?」
「このマニキュア、素敵でしょ。試してみない?」
こんなやりとり、姉妹・友人間で経験したことはありませんか。
お互いの衣服や化粧品を紹介し合うのは、同性同士ならではの楽しみですよね。
レズビアンカップルの場合、このように相手の持ち物を貸し借りできるのが大きなメリットです。
「恋人の影響でメイクやファッションが変わる」と言いますが、同性同士ならより積極的に働きかけることができます。
「この色、似合うと思うから試してみなよ」「こういうファッション、してみたら?」…女性ならではの細やかな目線で、意見してもらえます。
お付き合いを進めていくうちに、よりオシャレに、美しくなれるかもしれませんね。
また、女性同士のカップルは、デートや旅行も異性カップルに比べて近い距離で楽しめます。
たとえば、温泉旅行。
異性同士の場合、入浴は別々になってしまいますが、同性同士なら気兼ねなく一緒に入浴ができます。
「お風呂、広いね」「露天風呂の星空、すごかったね」など、和気あいあいと感想を言い合い、素敵な思い出の一ページを刻むことができるのは同性同士ならではのメリットです。
また、世の中レディースに向けた割引を数多く行っています。
もちろんカップル割もありますが、女性をメインターゲットにしたものは膨大です。
異性同士のカップルだと、女性だけが割引で困ってしまう…なんてことがありますが、同性同士ならその辺りの気遣いは無用。
「レディース2名」と告げて、映画やショッピング割引を利用できてしまいます!
そう、付き合い始めから、異性同士よりも同等かつ近い距離で接することができるのが、レズビアンカップルの最大の利点と言えるでしょう。
まとめ
レズビアン女性であることによって生じる、悩みと魅力をご紹介しました。
レズビアン女性のお悩みとして代表的なものは、
- 家族や友人にカミングアウトするか
- 恋人との同居や結婚に対する、社会的な壁
が挙げられます。
カミングアウトするかどうかについては、個人で判断する前に情報を集めること、イメージトレーニングを入念に行うことが必要です。
同居や結婚に関しては、LGBTに詳しい弁護士や海外移住について知っておくと良いでしょう。
最近では同性愛者の悩みについて取り上げたコンテンツも増えてきています。
そういったものを鑑賞するのも考えの糸口になるかもしれませんね。
そして、レズビアンであることの魅力とは、
- 同性同士であるため、悩みや喜びを理解してもらいやすい
- 持ち物の貸し借りができたり、一緒にイベントを楽しめたりする
などが挙げられます。
同性同士であるということは、女性が持つ悩みに共感しやすいメリットがあるということです。
また、メイクやファッションについて意見を交換したり、同じレディース割引を利用できたりと、付き合い始めから近い距離でいられるのもメリットに挙げられます。
人を愛し、愛される。異性間であれ同性間であれ、そこに違いはありません。
レズビアンであることに期待と不安を抱いている読者さまに、こちらの記事が勇気を与えてくれるよう願っています。
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