「子育てが辛い…」そんな風に思ったことはありませんか?
とってもかわいい我が子ですが、子育てって可愛いだけではできないですよね。子育てを辛いと感じる人って実はたくさんいるんじゃないかと思います。
私にも子供が3人いますが、辛いと感じる時がありました。
辛いと感じているときは、「子育てが辛いなんて、私だけなんじゃないか」「母親として失格なんじゃないか」ととても辛かったです。
ここでは私が実際に子育てで辛いと思った事、周りの先輩ママに教えてもらって気が楽になった方法を書きたいと思います。
今現在、子育てが辛いと感じている人に「自分だけじゃない」と思ってもらえるといいなと思います。
目次
子育てが辛いと感じる理由
①夜泣きや授乳で睡眠不足が続く
産まれてから数か月・1年近くは授乳や、夜泣きがあって満足に眠れない日が続きますよね。
私は母乳と粉ミルク、それぞれどちらも育児に使用したのですが、母乳で育てている時は特に夜中の授乳が頻繁でした。
2時間、3時間おきに授乳があるので、本当に毎日寝不足でした。
夜泣きがひどいときも地獄のような寝不足が続きますね。
ただでさえ寝不足でしんどい上に、賃貸住宅だと隣の人にも気を遣いますし、夫にも気を遣うので更に気持ちがしんどくなります。
育児に協力的な夫であれば、少しくらいの夜中の泣き声も理解してくれるでしょうが、夫の仕事が激務だったり疲れていたりすると、夫までイライラしてきますのでママの気持ちのやり場が無くなって辛くなりますね。
②イヤイヤ期・いう事を聞いてくれない
『魔の2歳児』とはよく言ったものです。
何を聞いても、何をするにも「いや!」「自分でする!」のオンパレード。
これ、ほんとにイライラするんですよね。これはどんなに2人目・3人目の育児で「この時期が来た」と少しは慣れるとはいえイライラしないわけではありません。
「自分でできないじゃん…」と強く思うのですが、「やりたい!」に付き合っていると時間もペースもすべてが乱されます。
何かする度にペースが狂ってしまうので疲れるしイライラもします。
1日中、家でも外でもこの調子ですから、それに付き合っているママは嫌になってしまうこともあるでしょう。
しかも「嫌!」といつも言われていると、自分が否定されているような気さえしてしまうので注意が必要ですよね。
③夫や家族に協力してもらえない
これはもう、言わずもがなでしょう。
実家や義両親宅が遠方だったり、夫がほとんど家に居なかったり、協力してもらえない理由は様々かと思いますが、これではすべての負担がママに行ってしまいます。
中でも子育てが辛いときは誰よりも夫の理解が欲しいと思いますよね。
協力が難しくても、話をしっかり聞いてくれる夫であれば吐き出すことも多少はできますが、「家のことは任せているから」というスタンスの夫だとどんどんストレスが溜まっていってしまいます。
④性格が合わない
実際に、口に出すのはなかなかためらう事かと思いますが、我が子であれど性格の合う・合わないってあるんです。
おっとりしていたり、気性が激しかったり、気が弱かったり、強かったり…私たちも学生時代や社会人生活の人間関係の中で、いろいろな性格の人と関わりになると思いますが、子どもにも1人1人性格ってあるんです。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、性格があるという事はもちろん合わないという事もあります。
我が子なので可愛いに変わりはないのですが、やはり兄弟の他の子に比べてイライラしてしまうことが増えたり、些細なことでしんどいと感じてしまいます。
2人目・3人目というママの気持ちの余裕の問題だけではないので、兄弟の有無・男女の違いに関わらず起こり得る事です。
子育てが辛いときにやってしまいがちなこと
①一人で悩みを抱え込む
1日中子どもと一緒で、近くに相談したり話ができる相手がいないと悩みもストレスも発散することが出来ずどんどん抱え込んでいってしまいます。
1人で悩みこんでしまうと、マイナス思考になりやすく悪い方向へ考えていってしまいます。
ただでさえストレスや悩みで辛くなっているのに加えてさらに落ち込んで行ってしまいます。
悩みを抱え込みすぎると、人と会ったり話したりすることもおっくうになってしまうので、外出するのが嫌になったり誰かに会うのが嫌になったりして、また悩んで溜め込んで…と悪循環になってしまうので注意しましょう。
②ネットの情報や育児書の内容と比べてしまう
1人で悩みを抱えていってしまうと心配事や悩み事を人に話すのではなく、ネット検索や育児書で解決しようとしてしまいます。
これを見ている人の中にも「子供 泣き止まない」「イヤイヤ期」などと検索してみたことがある人もいるのではないですか?
最近ネットがとても身近になり、気になることも簡単に検索できるようになって便利ではあるのですが、悪いことまで全て真に受けてしまいがちです。
これは私にも経験があります。
育児書やネットの情報ってとても役に立つものではあるのですが、例えば、「●歳なら成長具合はこれぐらいだ」とか「●歳~●歳はこんな時期」の様な内容に我が子がずれていた場合に必要以上に悩んでしまいました。
「うちの子は成長が遅いんじゃないか」「もしかしたら病気なのでは…」という風にどんどん悪い方向に考えてしまいました。
③自分はダメな親だと決めつける
子育てが辛いと感じている時、自分は親として失格なんじゃないか、私が子どもを産んだのは間違っていたんじゃないか…と考えてしまいます。
辛いと思っている時なので、少しのことが大きくマイナス思考になってしまうのです。
子どもに対して「こんなママで申し訳ない」と思ってしまう事も有るかもしれませんね。
④息抜きしなくてはと反対に追い込んでしまう
息抜きをしなくては…と息抜きをする行動が目的になっていませんか?
外に出かけてみる・誰かと会う・相談する・好きなことをする、など一般的に息抜きと言われる行動をすることを目的にストレスの発散が出来ていないこともあるかもしれません。
その結果、好きなことをしてみたけど全く気持ちが晴れない、という事になってしまうのです。
ストレスや疲れが全く取れないのでは、たとえ好きなことをしていたとしても息抜きとは言えないのかもしれまえんね。
そして何よりも息抜きが終わった後には、また子育てが待っているので息抜きが終わったころにはすでに次のストレスや疲れがたまっているかもしれません。
子育ての辛さを和らげる解決方法とは
①時々子供と離れて休息する
息抜き、というだけではなく休息です。
好きなことをしたり、話をしたりしてストレスを発散して気持ちが軽くなるのならどんどんした方が良いと思いますが、ここで私が言いたいのは休息、つまりただ単にぐっすり寝るだけでも良いのです。
睡眠不足は必要以上にマイナスの感情を出します。あなたも眠れない日が続くと、ついイライラしたりした経験はないでしょうか?
睡眠不足で気持ちにも体力にも余裕が無い状態なんです。
特別な息抜きではなくても、気が済むまで一日中ゴロゴロ寝てみるなんていうのもいいかもしれません。
なにより、子どもを預けて少し離れてみることは悪いことではないのです。まだ赤ちゃんなのに…ママと離れたら号泣してしまうのに…私が疲れているだけで預けるなんて、と考える必要は一切ありません。
まずはママの気持ちと体力を回復させてあげれば、いっぱいいっぱいだった気持ちも少し余裕が出ると思います。
②ネット検索や育児書を鵜呑みにしない
私自身も実際に経験した、ネットや育児書をみては落ち込むといった悪循環。
ある日、「マニュアル通りじゃないんだから」と夫に言われてハッとしました。
十人十色・千差万別、まさにその通りです。
今私には3人の子どもがいるので、下の兄弟になるにつれて「こんなにもそれぞれの差があるものなんだ」と実感していますが、上が女の子で下が男の子だったり、性別が違うとその過程やそれぞれのスピードも全く違います。男の子だから・女の子だから、と一概には言えませんが、本当に驚くほどネットや育児書通りにはならないものです。
そしてネットには悪いことの方が情報量が多いと感じませんか?
高熱がある=こんな重大な病気のサイン?の様なものを目にしたことのあるママは多いと思います。
もちろん、その可能性が無いわけではないのでしょうが、必要以上に受け止める必要はないのです。医者ではないのですから、その情報と今の状態が同じかどうかはわからないのです。
③子供の性格だと割り切る
何度言っても怒りっぽい・気性が荒い・マイペースが過ぎるなど。
もちろん子どもの性格に、環境的な要因がないとは言えませんが、それぞれ子どもにも持って生まれた性格というものが必ずあると思うのです。
「性格ってDNAで決まってたりするんじゃない~」と軽く言われた言葉がとても救いになったことがあります。
我が子であっても、1人の立派な人間なんです。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、なかなか理解するのは難しいです。
「なんでできないの?」となってしまうのではなく、「この子の性格なんだ、今はまだやりたくないのね」とおおらかに受け止めることができると、気持ちはずいぶん楽ではないでしょうか。
④いつも子供のペースに合わせる必要はない
子どものペースでゆっくり見守ってあげることは大切です。
ですが、子どもには時間の感覚や段取りというものは皆無です。
ママが急いでいる時や、他に仕事がある時などは、大人のペースで進めたっていいと思うんです。
「今急いでいるから、また今度ね」とママがさっさとやってしまっても私はいいと思います。大人って、実は結構忙しいんですよね。
物事の優先順位などがわかってくるのはまだもう少し先の話になるでしょうから、何もかも子どもを優先する必要なんてないと思いますよ。
時間にも気持ちにも余裕がある時は、のんびり子どものペースで、子どものやり方でさせてあげればよいのではないでしょうか。
まとめ
子育てが辛いと感じる理由
- 睡眠不足
- いう事を聞いてもらえない
- 夫や家族に協力してもらえない
- 性格が合わない
子育てが辛いときにやってしまう事
- 一人で悩みを抱え込む
- ネットの情報や育児書とくらべてしまう
- ダメな親だと思い込む
- 息抜きをしなくてはと追い込んでしまう
子育ての辛さを和らげるには
- 子どもと離れて休息する
- ネット検索や育児書を鵜呑みにしない
- 子どもの性格だと割り切る
- いつも子どものペースに合わせなくていい
愛する我が子の成長を見れることの幸せ、子どもに癒されることもとてもたくさんありますよね。
ですが、子育てには大きな責任や、いろんな想いが詰まっています。
私も「この子の人格を私なんかが育ててしまっていいんだろうか」と真剣に思ったことがあります。
いくら我が子であったとしても、人と人なのですから思い通りにならないことも多いはずです。
子育てはわからない事の連続ですし、辛いことも多いものです。
ですが、辛いと感じてしまうのはあなただけではないし、決して悪いことでもないのだと思います。
仕事にも、友人関係にも少し疲れてしまう事があるように、母親も神様ではありません。気持ちにも体力にも限界があって当然なんです。
この辛い時期も、数年の事。あっという間に「こんなこともあったな」と懐かしく感じることができます。
それまでに辛いと感じた時、今回の様に自分だけじゃないと和らげることができて、またほんの少しの元気をつけて子育てに奮闘できれば本望です。
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