「専業主婦って働かなくていいし、楽そう!」
「結婚したら仕事辞めて専業主婦になりたい!」
そう思っている女性は多いのではないでしょうか?しかし、専業主婦は想像以上に孤独で大変です。
私が実際に専業主婦になって大変だったこと、働いた方がいいと思ったこと、主婦の孤独感を解消する方法をご紹介します。
目次
主婦は本当に孤独!専業主婦になって大変だったこと
思った以上に孤独!
私は26歳のときに結婚しました。
まだ社会人になって3年目だった為、大学時代の友人などはまだバリバリ仕事を頑張っている時期でした。
結婚が決まると勢いよく仕事を辞めたものの、周りの友達は働いているし、周囲に相談できる友達や昼間に遊んでくれる友人はあまりいませんでした。
日中はほとんど家にいるし、話す人もおらず寂しい気持ちになっていたことを思い出します。
それに、どれだけ家事を一生懸命やっても褒めてもらえることや評価されることもありません。
家事は専業主婦の仕事ですから、基本的な家事(料理、洗濯機、掃除など)は自分がやらなくてはなりません。
もちろん、帰宅した旦那に家事を手伝ってもらうこともできると思いますが、仕事で疲れて帰ってきた旦那にお願いするのは申し訳ない気持ちになってしまいます。
働いていた頃は様々な人との関わりがあったけど、専業主婦になって初めてこんなに孤独を感じました。
時間があり過ぎる
これは人によるとは思いますが、私は元々時間がたっぷりあるとサボってしまう性格で、子どもの頃も夏休みの宿題はギリギリになって焦ってやり始める、そんなタイプでした。
専業主婦になると誰にも指図されないので、自分で時間配分して家事をしなければなりません。
日中は結局ダラダラしてしまって家事も思うようにすすまず、夕方くらいになってバタバタする・・・そんな生活になりがちでした。
働いている方から見れば、自由で羨ましい!と思うかもしれませんが、時間が限られていた方が、意外と家事もはかどるのです。
金銭面で旦那に気を使う
専業主婦になれば自分の稼ぎがなくなるので、旦那の給料でやりくりしなければなりません。
お金の心配がないくらい稼ぎがある旦那さんでしたら何の心配もないと思いますが、一般的な家庭であれば節約しながらやりくりしていく必要があります。
自分の服やアクセサリーなど、欲しいものがあっても気軽に買うことができません。
金銭面で旦那に頼らざるを得ないので、自分の好きなものを買ったり、趣味にお金を使うのは気を使います。
やはり、自分でお小遣いくらいは稼いで自由に使えるようにしたいですよね。
周りからの声が気になる
私は専業主婦になってから、周りから「働かなくていいなんて羨ましい〜」とか、「専業主婦って毎日何してるの?」などとよく言われるようになりました。
相手はそんなつもりで言ってないと思いますが、働いてないことを責められているような気分になってしまいます。
家事をしても賃金が発生するわけでもないし、誰からも評価されない毎日にたまに嫌気がさすことがあります。
でも、家事も立派な仕事です。
家族が毎日快適に過ごせるように、主婦は毎日孤独と戦いながら頑張っています。
周りからの評価なんて気にせずに、家族のためにやりがいを感じながら過ごせるといいですね。
仕事を辞めた主婦が感じる働くことのメリット!
専業主婦の大変さについてご紹介しましたが、主婦が働くことのメリットとはどのようなことでしょうか?
社会との繋がりができる
専業主婦をしていると人付き合いも限られていますが、働いていると上司や同僚など様々な人との関わりがあります。
また、働くことで社会との繋がりもでき、人から評価されたり仕事で努力をすることで充実感を得ることができます。
仕事が充実していると、孤独感もなくなり私生活も生き生きと過ごせるかもしれません。
旦那と協力して家事や育児をすることができる
私は専業主婦になって、家事や育児が仕事だから私がやらなきゃ!と思ってしまい、なかなか旦那に頼ることができませんでした。
しかし、自分も働いている場合は旦那に協力を求めやすくなり、2人で協力しながら家事や育児をこなしていくことができます。
働きながら家事も育児も全部女がするなんて、到底無理な話です。
帰宅したら夜ごはんの支度、お風呂掃除、洗濯、食器洗い・・・することは山積みです。
限られた時間でそれらをすべてこなさなければなりませんので家族の協力は必須です。
旦那さんの理解も必要だと思いますが、協力しながら生活していく方がうまくいく場合もあります。
金銭面で余裕ができる
自分で稼いだお金がありますので、洋服を買ったりする時に旦那に遠慮することがなくなります。
もちろん、自分のお給料をすべて使ってはいけませんが、専業主婦の頃よりも金銭的に余裕が生まれます。
金銭的に余裕があると、普段の生活で1円2円の節約の為にスーパーをはしごし、大切な時間を使ったりすることもなくなり、生活にも余裕が生まれるかもしれません。
孤独な主婦の悩み!働きたいけど、働けない!
そうは言っても、主婦が働きに出るのはなかなかハードルが高いです。
- 子どもが小さくて働きに行けない
- 保育園に入れない
- 時間に制約があり、なかなか雇ってもらえない
- 今さら働く勇気がない
などの理由から、働くことを躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?
子どもが小さくて働きに行けない
フルタイムで働くのはなかなか難しいです。
子どもがいる場合は急に熱を出したりすることもあるので職場の理解も必要です。
時間に制約があり、なかなか雇ってもらえない
仕事を始めようと思っても、中々条件に合う仕事が見つかりづらいです。
子供の送迎などを考えると、時間に融通の効く職場でなければなりません。
また職場内の理解もなければ、休みを取りづらくなってしまうので現状です。
保育園に入れない
近年は待機児童の問題もあり、なかなか保育園に入れない状況にあります。
保育園に入るには既に職がある人(育休中の人)が有利と言われており、これから仕事を探します!という方は入れない可能性が高いです。
今さら働く勇気がない
一度仕事を辞め、家庭に入ってしまうと、再び社会に出る時どうしても自分が上手くやっていけるのか不安になってしまいます。
スムーズに復帰するためには、家族のフォローが重要になってきます。
働けず孤独を感じてしまった時の解消法‼︎
趣味を見つける
みなさんは趣味はありますか?
孤独な専業主婦にとって、趣味を見つけることは大事です。
例えば、お菓子づくりをしてみる、裁縫で色んなものを作ってみる、海外ドラマにハマってみるなど、自分の興味があることを追求すると不思議と孤独を感じなくなるかもしれません。
ただ、ハマりすぎて本業の家事が疎かにならないよう注意してくださいね。
スキルアップする
家事や育児の合間に資格を取ったり自分のスキルアップをすることもオススメです。
通信講座など、在宅で取れる資格も多数あります。
また、オンライン英会話で英語力をアップさせるのもいいかもしれません。
時間があるうちにスキルアップしておくと、今後仕事ができるようなったとき、選択肢が広がりますよ!
夢中になるものがあれば、孤独を感じる時間も減っていきます。
ママ友をつくる
子育て中のママにとって、気軽に相談できる同じ境遇の友人がいることは大事です。
しかし、専業主婦だと人付き合いがかなり限られてくるので、友達を作る機会は減ってしまいます。
私は元々友達が少ない方ですが、今になっていざ友達を作ろうと思っても、「友達ってどうやって作るんだっけ?」と友達の作り方も分からなくなってしまいました。
子育ては悩みがつきものです。同じ立場のママ友がいると心強く感じると思います。
もし近くに友人がいない場合は、地域の子育てサークルなどがないか調べてみましょう。
新たな出会いがあるかもしれません。
メイクやおしゃれをしてみる
専業主婦になると、外出する機会がかなり減ります。
外出する機会がないと、一日中スッピンに部屋着で過ごすことも。
ついつい、メイクやおしゃれをサボってしまいがちです。
特に、小さい子どもがいる場合は手がかかるのでなかなか自分のおしゃれに気を使う時間がとれません。
でも、孤独で毎日がつまらない時こそ、美容にこだわってみたり、お気に入りの服を着てメイクをしてみましょう。
自然と気分がアガります。
仕事をせずに専業主婦に向いている人はどんな人?
実際に専業主婦になった私の体験談をご紹介しましたが、専業主婦になって孤独で心を病んでしまう前に、自分が専業主婦に向いているのか?よく考えてみましょう。
専業主婦に向いている人
- 1人の時間が好き
- どちらかというとインドア派
- 趣味を持っている
- 効率よく時間を使うことができる
- 家族をサポートするのが好き
- 子どもの側にいて成長を見守りたい
①一人の時間が好き
主婦になれば、家での一人の時間が増えます。一人でも黙々と計画立てて行える人に向いています。
②どちらかというとインドア派
買い物以外なかなか外に出る機会が少ないので、家の中で自分なりに趣味の時間を過ごすことのできるインドア派にはぴったりです。
③趣味を持っている
家の中で一人でできる趣味を持っている方は主婦であることに孤独を感じにくいでしょう。
趣味を通して、時間を有効に使うことができますね。
④効率よく時間を使うことができる
主婦は1日の決められた時間の中でやらなければいけないことが沢山あります。
決められた時間を有効に使い、できた隙間時間を有効に使えるかがポイントです。
⑤家族をサポートするのが好き
どうしても主婦をしていると周りとの接触が少なくなります。
そこで不安を感じることなく、「家族のために働いている」「しっかりと役割を果たしている」と自分の中で感じることが大切です。
⑥子供の側にいて成長を見守りたい
主婦であれば幼稚園や学校から帰ってくる子供を迎えることができます。
また様々な行事にも参加でき、子供の成長を見守ることができます。
このような人は専業主婦に向いていると思います。
専業主婦になっても孤独を感じずに楽しく過ごせるかもしれません。
専業主婦に向いてない人
- 1人より誰かといる方が好き
- 人に評価されたいと思う
- 時間がたくさんあるとダラダラしてしまう
- 仕事に生きがいを感じている
①1人より誰かといる方が好き
1人でいることが辛いと感じてしまう人は主婦であることは辛いでしょう。
1日の半分は家の中で1人で家事をしなくてはいけません。
②人に評価されたいと思う
主婦業はなかなか人に評価されにくいものです。
直接人からの評価を受けたい人には、ただ辛いものになってしまいます。
③時間があるとついダラダラしてしまう
主婦には時間を効率よく使えば、時間があります。
時間を持て余してしまうような人であれば、時間を無駄に使ってしまう可能性があります。
④仕事に生きがいを感じる
そもそも仕事に生きがいを感じるような方は主婦には向いていません。
家族のために主婦をやるよりも、自己達成感や他者からの評価を優先させてしまうため、外で仕事をしている方がいいでしょう。
専業主婦になると孤独を感じやすく、人からあまり評価されないのでやりがいを感じにくい傾向にあります。
まとめ
私が専業主婦になって大変だったことは、
- 周りに相談できる相手がおらず、孤独な思いをした
- 時間があり過ぎて、逆に家事がはかどらない
- 金銭面で余裕がなくなり、気軽に自分のことにお金を使えない
この3点でした。
結婚相手やそれぞれの家庭環境によっても違うとは思いますが、専業主婦は他者との関わりや社会との繋がりが減ってしまう為、孤独を感じやすいのだと思います。
働くことのメリットは
- 社会との繋がりを実感
- 旦那に家事や育児の協力を求めやすい
- 金銭面で余裕ができる
などが挙げられます。
専業主婦が働きに出るのは勇気がいることですが、働く方が自分にあっているかもしれない!と思う方は結婚・出産などで簡単に仕事を諦めてはもったいないと思います。
今は女性が働きやすい職場環境を整えてくれている企業も多くあります。
また、在宅ワークなどの選択肢もありますのでぜひ検討してみてください。
事情がありどうしても働けない方は、自分の趣味を見つけたり、資格を取ってスキルアップしたりするなど、自分なりのストレス解消法を探してみましょう。
そうすることで、生活が充実して孤独を感じることがなくなるかもしれません。
結婚したら専業主婦になりたい!と思っている方は、あとで後悔しないためにも
自分の性格が専業主婦に合っているか?自分が働かなくても家計は大丈夫か?
など、よく考えてから決断しましょう。
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