夫や妻に対して不満があり、不仲だと感じている方は多いのではないでしょうか。
不仲なのに結婚生活を続けていることがつらくて、離婚を考えている方もいるでしょう。
夫婦仲を良くするためには、何を心がければいいのかも知っておくことが大切です。
ママ友に集まってもらい、「不仲だな」と思ったことは無いか聞き込みをしてきました。
目次
夫と不仲な夫婦の特徴
夫婦仲が険悪だと家中の雰囲気が悪くなるもの。
きっかけをしっかりを把握しておくことで、トラブルを回避できますし、関係を修復することも可能です。
友人に聞いた不仲な夫婦の特徴を挙げていきます。
お互いに笑顔が少ない
最近、笑うことが減ったと感じた場合、その原因を考えましょう。
不仲な夫婦は自然と笑顔が減ります。
常に夫や妻に不満をもっていると、同じ空間を共有している時も心から楽しめず、笑顔になれるタイミングでも不機嫌そうな顔をしてしまいます。
私の友人の夫婦はいつも冷ややかな態度でお互い接しているそうです。
大人とはいえいつでも上機嫌というわけにはいきません。お互いに向かいあって笑う頻度が下がってきたら不仲への赤信号かもしれません。
口喧嘩が多い
不仲な夫婦は、ささいなことで喧嘩になります。
夫婦仲が悪い夫婦の特徴は、人前でも喧嘩をするということです。夫婦仲が悪いと人前で喧嘩するのは恥ずかしいしみっともないことだと気にしていられないほど、お互い感情的になってしまうことがあります。
そのため以前だったら許せていたことを許せなくなったり、しつこく追及したりするようになるでしょう。
貴女は最後に夫婦喧嘩した場所と時を覚えていますか?屋外で人目もはばからず喧嘩していた記憶があるのなら夫婦不仲の可能性があります。
「お帰り」や「ただいま」の挨拶がない
夫婦仲が悪いと、出勤時の「いってきます・いってらっしゃい」、帰宅時の「ただいま・お帰り」などの挨拶がなくなります。
また、ボソッと相手に伝わらない程度の声で挨拶するようになる場合もあります。
例え一言でも挨拶があるのと無いのとでは仲の良さに雲泥の差があります。
旦那さんは黙って出社していっていませんか?貴女は「お帰りなさい」と言えていますか?
そんな小さな会話すら出来ていないようだと不仲の可能性がありますね。
夫婦どちらかに負担を押しつけている
多くの男性は家事や育児を女性がするものだと考えている傾向が強いイメージですが、「イクメン」という言葉があるように、最近は夫も育児に参加することが増えてきています。
そのため、育児は妻がするものという考えによって妻にすべての負担を押しつけると、不仲になりやすいです。
これは友人から聞いた話なのですが、旦那さんに何か頼んでも思っていたことをしてくれず、結局自分が全部やる、ということが起こっているそうです。
そのイライラは話を聞いていた私も彼女が可哀そうに思える程でした。夫婦間の意思疎通はこまめに行いたいものですね。
夫と不仲になる夫婦の原因
それでは、どのような理由で夫婦は不仲になるのしょうか。理由に焦点を絞り続けて話を聞いてきました。
過去に浮気の経験があるから
過去に浮気の経験があると、どうしても許すことができず険悪な状態が続く場合があります。
浮気性は簡単には治らないため、常に不倫が心配という状況では、ストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まると、怒りやすくなり、さらに不仲になるという悪循環に陥る可能性もあります。そこからセックスレスへと発展し、さらに夫婦仲が悪化する場合もあるそうです。
義両親の肩を持つから
夫婦仲が悪くなる原因の一つは、嫁姑が不仲で夫婦関係もこじれた時ということです。
姑との相性が最悪だと、女性は夫に対しても嫌悪感を示す場合があります。さらに夫も妻ではなく母親の味方となると、今度は妻側が「自分の居場所がない…」と感じます。
例えば、義両親が子供に食べさせてはいけないものを無理に食べさせようとした場合、その愚痴を夫に言うと、「それが義両親の気持ちなんだから、そんなに怒ることではない」などと言われるケースがあります。
この場合、妻が怒っていることが異常かのように、義両親の気持ちを優先したことで、夫婦仲が悪くなるのです。
家事や育児を一方に押しつけているから
「育児は夫婦揃ってするもの」という認識が夫婦どちらかにあると、育児をしない夫・妻に対して不満を感じるようになります。
オムツ替えや抱っこなど、手がかかることだけを夫・妻に任せる場合も、育児をしていないと思われるでしょう。
このようなことを一方的に押しつけるようなことがあれば、不仲になることが多いようです。
仕事や家事などに不満があるから
夫の転勤が多すぎたり給料が少なすぎたりする場合、妻が不満に感じる場合があります。これは、主夫世帯にも同じことが言えます。
また、自分は仕事をしているからといって、まったく家事をしない夫もいます。
少しは家事を手伝ってほしいことを伝えると、「家事は妻の仕事だ」と言われ、突っぱねられてしまう家庭もあるでしょう。
これでは不満が溜まるでしょう。お互いに不満が溜まっていくことで不仲になってしまいます。
夫と不仲という夫婦に起こり得る可能性
夫婦の不仲は、どのような問題を引き起こす可能性があるのか、こちらも詳しく聞いてきました。
離婚する可能性がある
不仲でありながらも、かろうじて夫婦生活を続けているケースもありますが、将来的に離婚する可能性が高くなるそうです。
夫婦仲が悪くても、すぐに離婚することにはならないでしょう。
しかし、夫婦仲が悪い状態を放置し、そのまま一緒に暮らし続けていると、さらに夫婦仲が悪くなっていき、一緒にいたくないと思うようになります。
結果的に離婚を選択するケースも可能性としてはあるでしょう。
仕事や家事に力が入らなくなる
不満が溜まると、仕事や家事に力が入らなくなります。
その結果、収入が下がったり部屋が汚くなったりして、ますます心がすさんでいくでしょう。
そうなる前に、夫婦仲が悪い理由を考え、対処することが大切です。
子供にイライラしてしまう
夫や妻にぶつけられない不満を子供にぶつけてしまう場合があります。
普段なら、何とも思わないことにイライラして、子供に八つ当たりする場合もあるでしょう。
子供が両親の不仲にストレスを感じると、そのストレスの捌け口が学校の友人に向かう場合があります。
友人の陰口を言う、さらに暴力を振るうこともあるため「攻撃的な子」「いじめっ子」という印象を与えてしまう子供もいます。
仕事や育児の質が下がる
子供の前で喧嘩すると、子供が自信を持てなくなったり、集中力が低下したりする可能性があります。
いつ喧嘩が起こるか不安になり、おびえて過ごすことにもなるでしょう。子供の成長に悪影響が及ぶ恐れがあるため、少なくとも子供に不仲な様子を見せないことが大切です。
夫婦仲が悪いと、夫や妻に会いたくないと思う場合があります。
仕事が終わると自宅に帰って妻と顔を合わさなければならないため、仕事を早く終わらせる気持ちが失われ、仕事の質が下がることがあるのです。
また、妻も夫が帰ってくることが嫌で、気分が滅入って家事や育児に力を入れられなくなる可能性があります。
仕事や育児の質が下がれば、お互いに必要以上に口を出すようになり、さらに夫婦仲が悪くなるという悪循環に陥る恐れもあるでしょう。
子供に悪い影響が出る可能性がある
夫婦の不仲は、子供の自己肯定感が低くなり、将来の希望を持つことが難しくなる他、人とのコミュニケーションにも支障をきたす可能性があるということです。
自己肯定感が低くなることは、自分に自信を持てなくなることにつながります。同時に、将来の希望を持つことが難しくなれば、精神的に不安定になるでしょう。
更に夫婦仲が悪く子供への与える影響は、子供の感情表現が苦手になるということです。
子供が不仲な両親を見ると「自分も怒られるのでは?」「愛されてないのでは?」という心理から自分の感情を抑圧する傾向があります。さらに人の顔色を過度に伺う、意識を向けようと必要以上にいい子ぶることもあります。
夫との不仲改善!おしどり夫婦になるために
それでは、夫婦が仲良くなるには、どのような行動や言動を意識すればいいのでしょう。
悪くなった夫婦仲を良くするためには、できることからコツコツと積み重ねる必要があります。
夫婦仲の改善はすぐにはできないことを理解し、お互いに少しずつ歩み寄ることが大切です。
今回はおしどり夫婦の皆さんにご意見をいただいてきました!
感謝の気持ちを伝える
- 「先ずはお互いに歩み寄りの精神を大切に、そして尊敬と敬い、感謝の気持ちを持つこと」
- 「お互いの欠点を補える夫婦もおしどり夫婦と言えるでしょう。夫のいたらぬところを妻がフォローする。妻のいたらぬところを夫がフォローする。 お互いに持ちつ持たれつ!の夫婦も良い関係だと思いますよ」
日ごろの感謝の気持ちを言葉で伝えることが大切です。仕事や家事、育児などをするのが当たり前になると、感謝の気持ちが失われる場合があります。
夫は仕事をすることが当たり前、妻は家事や育児をすることが当たり前という考えでいると、いつの間にか感謝の気持ちを言葉で伝えなくなります。
「いつもありがとう」と言葉で伝えることで、お互いの小さな不満を解消できる可能性があります。「こちらこそありがとう」と言われ、お互いによい気分になれるかもしれません。
夫婦の関係が長くなると遠慮がなくなり、「ありがとう」や「ごめんね」の言葉を言うのも億劫に感じるときがあります。
しかし遠慮がなくなることが原因で夫婦仲が悪くなる場合もあるため、気持ちを伝えて関係を改善していきましょう!
夫婦2人で過ごす時間を作る
- 「喧嘩した気分が悪い間の時間が勿体ないです。穏やかな時間が流れるのが好きですね」
- 「愛情は努力によって育み、努力によって継続するのだと学びました」
小さい子供がいると、2人きりで出かける機会がほとんどなくなるでしょう。たまには、お互いの両親や兄弟に子供を任せて、2人で出かけることも大切です。
夫婦2人だけで過ごす時間を作ることで、お互いを大切に思えるようになります。また、お互いを冷静に見つめ直すきっかけにもなるでしょう。
何気ない会話を楽しんだり、普段は行かない高級レストランで食事したりすることで、心が通じ合いやすくなります。
距離が近くなると、不仲が改善する可能性があります。
また、2人で出かけた機会に結婚する前のことを思い出して、昔話に花を咲かせたり、夫婦仲が悪い原因を2人で考えたりすることも効果的です。
お互いの不満を週に1回言い合う
- 「相手を思いやること。相手の気持ちになって考えること。お互いが…ですね」
- 「不満に思うことがあれば、お互いに話をすることではないでしょうか?」
自分の不満にフタをして波風が立たないようにやり過ごすのは得策ではありません。
お互いの不満を週に1回言い合うことをルールに定めましょう。不満をため込むことを防げるため、不仲の解消につながります。
原因を冷静に考えて、一つずつ対処していきましょう。
感情に任せて喧嘩をするのではなく、夫婦一緒に一度冷静になり、問題解決に向けて協力することが大切です。ただし、言葉を選んで伝えることが重要です。
その上で二人のルールを決めていくのも良いでしょう。
まとめ
今回は夫婦間の不仲の特徴、原因などにスポットライトを当ててご紹介してきました。
■不仲な夫婦の特徴
- お互いに笑顔が少ない
- 口喧嘩が多い
- 「お帰り」や「ただいま」の挨拶がない
- 夫婦どちらかに負担を押しつけている
■夫婦が不仲になる理由
- 過去に浮気の経験があるから
- 義両親の肩を持つから
- 家事や育児を一方に押しつけているから
- 仕事や家事などに不満があるから
■夫婦の不仲による起こり得る可能性
- 離婚する可能性がある
- 仕事や家事に力が入らなくなる
- 子供にイライラしてしまう
- 仕事や育児の質が下がる
- 子供に悪い影響が出る可能性がある
■おしどり夫婦になるために
- 感謝の気持ちを伝える
- 夫婦2人で過ごす時間を作る
- お互いの不満を週に1回言い合う
夫婦間の不仲は子供にまで影響が出てしまうとなると、いがみ合っている場合ではないですね。
お子さんの健やかな成長の為にも、夫婦手と手を取り合って、家族仲良くいたいものです。
子はかすがいとも言いますが、まさにその通り。子が親の不仲を解決してくれるキーパーソンなのかもしれませんね。
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